
人花集う、春。桜花爛漫、
岡部の桜に、気もうらら。
人みな花に酔う、
花に舞う。小城の春風景
小城の名庭園
小城藩初代藩主の鍋島元茂から二代藩主直能によって造られた名庭園。
春、園内には3000本の桜が一斉に花開き、さくら名所百選に選ばれている。
毎年3月下旬から4月上旬には県内はもちろんのこと県外からも多くの花見客が訪れる。
美しい小城公園内で、ひときわ異彩を放っている、樹齢330年の太槇の古木もあります。
一面30畳の広さを持ち、正方形に刈り込まれた姿は圧巻です。
また、小城公園の初夏は、25,000本のつつじが色鮮やかに彩り、人々の目を楽しませてくれます。
小城公園のなりたち
小城公園は、小城藩初代藩主鍋島元茂公・二代直能公の時代にかけてつくられた名庭園で、とくに直能公は、当時、娑婆岡と呼ばれていたこの一帯を桜岡と改め、桜を盛んに植樹しました。その桜の見事さは遠く朝廷にも聞き及び、後西院(後西天皇)は和歌にうたわれ、園内にはその御製碑も建てられています。
公園内の一角にきれいに正方形に刈り込まれた大きなイヌマキの古木があります。樹齢約330年、一面の広さは約30畳、長い時を刻んだであろうその幹には歴史の重みと風格とを感じとれます。その古木のそばにこれも200年を超える歴史をもつ岡山神社があります。小城藩の初代・二代藩主を祭る社で、昔は「国武社」とか「おくいたけさん」などと呼ばれ親しまれていました。【写真:二代藩主鍋島直能公】
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